問89(ノンジャンル)

3/5(土)、小惑星が地球に大接近する予定。この日の「NHKニュース7」で紹介される地球と小惑星の距離は?
①2万キロ未満
②2〜9万キロ台
③10〜40万キロ台
④50〜90万キロ台
⑤100〜499万キロ台
⑥500〜999万キロ台
⑦1000万キロ以上
⑧番組で距離を言わない・扱わない・その他
公式サイト(東方見聞録)の問89はコチラ

当ブログの予想

本命:③10〜40万キロ台
対抗:④50〜90万キロ台

理由

国際宇宙科学連盟(IAU)によるMinor Planet Centerのトップページ右カラムにある
今回の小惑星(2016 DV1)のデータを見てみます。

Close Approaches(最接近)時の距離(Dist)は「1.03LD」。
LDとはLunar Distance(月との平均距離)を指し、その値は384,402 km
つまり1.03 LD≒395,934 km。選択肢では「③10〜40万キロ台」が該当します。
計測誤差を想定して対抗で「④50〜90万キロ台」とします。


 (③の選択肢は10〜49万キロ台と表記してほしかったところです)

訂正【2016.3.3 22:00追記】

早合点して別な惑星の情報を参照していましたため、上記の予想は撤回いたします。
申し訳ございません。
「2016 DV1」の最接近は3月3日5時過ぎ(米時間。日本時間は3月3日23時頃)のため、
3月5日の最接近ではありません。
出題の前提となっている小惑星は、下記の理由からおそらく「2013 TX68」と思われます。
 
 アストロアーツ社のウェブサイトが3月1日に報じた内容をまとめると、
  1. 2013 TX68は当初3月5日に地球に最接近するとされていたが、観測期間が短かったため起動がはっきりしていなかった。
  2. NASAの再検討により精度が上がった軌道予測が2月29日に発表された。それによると最接近するタイミングは3月8日(火)午前9時ころ(日本時間)、地球からの距離は500万 km。
とのことです。
それをふまえて『3/5(土)に地球に大接近する小惑星との距離が、この日の「NHKニュース7」でおよそ何キロと発表されるのか』という問題を2つの面から考えてみます。
  1. 「2013 TX68はどうなるか?」→そもそも3/5(土)に地球に大接近しないため、2013 TX68について報じられたとしても、問題の対象外。
  2. 「2013 TX68以外の小惑星で3/5(土)に最接近する小惑星はあるか?」→ある。NASAのNear Earth Object Programに多数の小惑星がUpcoming Close Approaches to Earthとしてリストされている。米時間3/5(土)13時に、2016 DN2が最接近(問題文に日本時間との指定はない)。距離は691,200 kmとの予想(3/3 22:00閲覧時)。ただし3/5(土)のNHK ニュース7で報道されるかは不明。
以上のことから、「⑧番組で距離を言わない・扱わない・その他」と予想します。

答え合わせ【2016.3.5追記】

正しい未来は「⑧番組で距離を言わない・扱わない・その他」でした。
早合点して間違った内容を書いてしまったことが悔やまれます。